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花きの生産性向上へ

2016年12月18日

公明新聞:2016年12月18日(日)付

高橋社長から説明を受ける矢倉政務官と三田部市議=16日 埼玉・深谷市

高橋社長(右)から説明を受ける矢倉政務官(左隣)と三田部市議=16日 埼玉・深谷市

矢倉政務官 ユリ栽培農家と懇談
埼玉・深谷市

矢倉克夫農林水産大臣政務官(公明党)は16日、花き農家の生産性向上へ埼玉県深谷市内の有限会社・高一農場を訪れ、高橋哲夫社長と懇談した。これには、公明党の三田部恒明・同市議も同行した。

高一農場は、およそ14ヘクタールのハウスを使ってユリを栽培し、ユリの切り花を年間約450万本出荷する市内最大の花き農家。

席上、高橋社長は、コンピューターでハウス内の環境を制御して出荷調整し、作業効率を上げるための機械化などを進めてきた経緯を説明。矢倉政務官は「現場の声を農政に生かし、生産者の経営努力が所得向上につながる環境整備をしていく」と語った。

営農再開が復興の要

2016年12月9日

公明新聞:2016年12月9日(金)付

関係者と意見交換する高木副大臣、矢倉政務官=8日 福島・南相馬市

関係者と意見交換する高木副大臣(左側手前から4人目)、矢倉政務官(同3人目)=8日 福島・南相馬市

福島県飯舘村、南相馬市で
高木副大臣、矢倉政務官 関係者と課題探る

高木陽介経済産業副大臣(原子力災害現地対策本部長)と矢倉克夫農林水産大臣政務官(ともに公明党)は8日、東京電力福島第1原発事故で避難指示が出た福島県飯舘村と南相馬市を訪れ、営農再開に向けた課題を探るべく農業関係者と意見交換した。

飯舘村では、2017年3月末に帰還困難区域以外の避難指示が解除される予定になっている。南相馬市は、帰還困難区域を除いて7月12日に解除された。

両地域での意見交換では、担い手不足や6次産業化に向けた支援、相談体制の充実などに関する意見が寄せられた。また、鳥獣被害について、原発事故以来、対策を講じることができなかったため、イノシシやサルなどの被害が他の地域よりも深刻だとして、早期対応を求める声が上がった。

意見交換を終え、高木副大臣は、同県浜通りの相双地域は農業が基幹産業の一つであることから「営農再開が復興の要になる。実情と課題を把握し、政府と地元自治体で連携を取る中で一丸となってしっかり支援していく」と語った。

矢倉政務官は、「省庁の縦割りを超えて、現場で吸い上げた課題を実現する一歩にしたい」と述べた。

農業の競争力を強化

2016年12月1日

公明新聞:2016年12月1日(木)付

政府が改革方針 13のプログラム決定
公明推進の収入保険など 経営安定、所得向上へ

政府の農林水産業・地域の活力創造本部は29日、農業の競争力強化に向けた改革方針を正式決定し、「農林水産業・地域の活力創造プラン」を改定した。同プランは2013年12月に策定され、10年間で農業者の所得倍増をめざすための政府方針。今回の改定では、新たな章節「更なる農業の競争力強化のための改革」を追加し、与党で取りまとめた「農業競争力強化プログラム」の13施策を取り入れた。

農業競争力強化プログラムのうち、農作物の価格下落時に収入を補う収入保険制度の導入に関しては、公明党が一貫して主導してきた。安定的な農業経営を支えるセーフティーネット(安全網)として、現在、制度設計の詰めの作業が進んでおり、政府は来年の通常国会に関連法案を提出する見通し。

生産者(農家)の所得向上に直接的に関わる施策としては、全国農業協同組合連合会(JA全農)の自主的な自己改革を促し、肥料や農薬、機械などの生産資材価格の引き下げや、効率的・機能的な流通・加工構造の改善を進めることが盛り込まれた。農家が生産資材を価格などで比較・選択できる環境を整えるほか、農家が有利な条件で安定的な取り引きを行えるよう、国の責務を明記する法整備にも取り組む。

このほか、輸出力を戦略的に強化するため、農林水産物・食品の輸出額を1兆円にする目標の達成時期を「19年まで」と1年前倒しした上で、海外市場への輸出サポート体制の整備に取り組む。生乳の流通改革では、酪農家が出荷先を自由に選べる仕組みを推進。消費者が食品を選ぶ時に比べやすくなるよう、全ての加工食品を対象に原料原産地表示の導入を進める方針を示した。

現場に即した改革推進

党農水部会長 稲津久衆院議員

公明党は、収入保険制度の創設や酪農の生産基盤強化など、現場の声を聞きながら議論を進めてきました。地方の基幹産業である農業の競争力強化は、地方創生や地域活性化につながる大事な政策です。今回の改革方針を受け、生産者が意欲を持って農業に携われるよう、輸出拡大をはじめとする“攻めの農業”に全力で取り組みます。

一方、農協改革に関しては、農協の自主性を尊重する基本路線から逸脱しないよう主張。農産物販売事業の強化に向けた年次計画の策定など、農協の自己改革を促す内容を改革方針に盛り込みました。これからも、現場の実態に即した改革を進めていきます。

都議選勝利へ総決起

2016年11月27日

公明新聞:2016年11月27日(日)付

来夏の都議選勝利へ党勢拡大の上げ潮を築くことを誓い合った全国県代表協議会=26日 公明会館

来夏の都議選勝利へ党勢拡大の上げ潮を築くことを誓い合った全国県代表協議会=26日 公明会館

意気高く全国県代表協議会
世界に誇る“東京”築く
課題解決へ 「3つの挑戦」 23人全員当選めざす
山口代表が強調

公明党は26日午後、東京都新宿区の公明会館で全国県代表協議会を開催し、来年夏の東京都議選の勝利へ意気軒高に出発した。山口那津男代表、井上義久幹事長は、“首都決戦”となる都議選について、「都政を前進させ、都民生活を向上させていく力が本当にあるのは、どの党なのかが問われる」と指摘。都議会公明党は児童手当をはじめ東京発の多くの政策で国や全国をリードし、「東京が動けば、日本が変わる」都政を推進してきたと強調した上で、「党の総力を結集し、23人の全員当選を勝ち取ろう」と呼び掛けた。

あいさつする山口代表

山口代表は、都議会公明党が都議選に向けて(1)議員報酬削減などの身を切る改革(2)教育負担の軽減(3)東京五輪に向けた人にやさしい街づくり―の「3つの挑戦」を掲げたことを紹介。東京五輪の準備や首都直下地震対策などにも総力を挙げ、「都議会公明党は世界に誇る安全・安心の東京を築く先頭に立たなければならない」と力説した。

重要政治課題のうち、環太平洋連携協定(TPP)に関しては、「各国が内向き志向を強め、自由貿易体制が退潮することになれば、世界経済の先行きに影を落としかねない」と懸念を示し、日本が今国会でTPPを承認し、協定発効と世界の自由貿易体制をリードしていく必要性を述べた。

新たな年金額改定ルールなどを盛り込んだ年金制度改革法案については、「将来の年金水準が低下しないよう万全の備えを講じるものだ。現役世代が安心して高齢者を支え、それが将来的に高齢者の安心にもつながる」とし、今国会で成立させる必要性を訴えた。

雇用情勢などの改善が続く経済情勢については、個人消費を力強くするため、「成長と分配の好循環」を進めていくと強調。そのために、「経済界には来年も今年以上の賃上げが実現するよう一段の努力をお願いしたい」と求めた。

来年度予算編成や税制改正に向けては、「『成長と分配の好循環』や1億総活躍社会への取り組みを一層加速させたい」と力説。返済不要の「給付型奨学金」の制度を具体化するとともに、配偶者控除の見直しや中小企業への税制支援などを通し、働き方改革や経済成長への足取りを確かなものにしていくと語った。

最後に、公明党議員一人一人が地域に信頼の輪を広げ、党のネットワークを一層強固にし、北九州市議選(1月20日告示、同29日投票)をはじめ年明けから相次ぐ大型の統一外地方選など「一つ一つの戦いで着実に勝利を重ね、連続勝利のうねりの中で都議選を迎えよう」と呼び掛けた。

会合では、党福岡県本部代表の濵地雅一衆院議員が、北九州市議選の勝利へ力強く決意を述べた。

農家の経営安定めざす

2016年11月13日

公明新聞:2016年11月13日(日)付

「農政を語る会」であいさつする矢倉政務官=12日 岩手・紫波町

「農政を語る会」であいさつする矢倉政務官=12日 岩手・紫波町

岩手で「農政を語る会」
矢倉政務官

矢倉克夫農林水産大臣政務官(公明党)は12日、岩手県紫波町で開かれた党同県本部(小野寺好代表=県議)主催の「農政を語る会」に出席し、あいさつした。

矢倉政務官は、農作物の価格下落時に農家の収入減少を補う「収入保険制度」の概要を説明。同制度は公明党の提案を具体化するもので、来年の通常国会に法案提出の予定だと紹介し、「農家の経営基盤安定と、持続的な営農ができるよう生産者の声を反映させていく」と述べた。また、農業の後継者対策に関する質問に答え、「若者が未来に展望を描ける農業発展のため全力で取り組む」と語った。これに先立ち、同町の藤原博視副町長、JA岩手中央会の藤尾東泉会長から要望書を受け取った。

「食」日本一の高校が決定!

2016年11月5日

公明新聞:2016年11月5日(土)付

接戦を勝ち抜き優勝した高校生をたたえる矢倉政務官=4日 都内

接戦を勝ち抜き優勝した高校生をたたえる矢倉政務官(左)=4日 都内

絶品うまいもん甲子園を開催
矢倉農水大臣政務官が出席

郷土愛が詰まった「食」日本一の高校が決定―。全国の高校生が地元食材を生かしたアイデアメニューを競う「第5回ご当地! 絶品うまいもん甲子園」の決勝大会(農林水産省主催)が4日、都内で開かれ、地域のエリア大会を勝ち抜いた9校が自慢のオリジナルメニューを披露した。表彰式には矢倉克夫農水大臣政務官(公明党)が出席。優勝校に農林水産大臣賞を贈り、各校の健闘をたたえた。

大会では、各校がアイデア満載のメニューを調理し、趣向を凝らしたプレゼンを展開。優勝校には「紀州うめどりの親子バーガー~カリカリ梅のタルタルソースを添えて~」を考案した和歌山県立神島高校が選ばれた。優勝校のレシピはコンビニ大手が商品化し、全国店舗で発売される。

矢倉政務官は「若い感性と地元愛を生かして、地域を元気にする大きな力になってほしい」と念願した。

地域担う就農者を育成

2016年10月28日

公明新聞:2016年10月28日(金)付

地域のまつりで、自作の野菜などを販売する塾生ら=16日 山形・鶴岡市

地域のまつりで、自作の野菜などを販売する塾生(左側)ら=16日 山形・鶴岡市

産官学が連携し経営塾
意欲ある農家や若者が農業技術や販売など学ぶ
山形・鶴岡市

今年8月、山形県鶴岡市で山形大学農学部が中心となり、地域を挙げて若手就農者を育成する「食と農のビジネス塾」が開講した。政府が第2次補正予算に基づき、経営感覚に優れた担い手の育成をめざす農業経営塾の開講支援に乗り出す中で、先進例ともいえる同ビジネス塾の取り組みを追った。

「食と農のビジネス塾」の真新しいのぼりが立つ公園の一角で、快活な声が飛ぶ。「取れたての里芋、新米はいかがですかー」。10月15、16の両日、鶴岡市内で開かれた「つるおか大産業まつり」に、同塾の研修で出店した塾生が、自作の野菜やコメなどの商品を、次々と立ち寄る客へ丁寧に紹介していた。

現在、塾生は学生や主婦、専業農家をめざす農業従事者ら12人で、平均年齢は32.5歳。8月から来年2月まで、農業技術の基礎や販売、経営などについて体系的に学んでいる。カリキュラムは、合計165時間で、地元農家らの指導による実習が約40時間盛り込まれている。講義は山形大教授のほか、コンサルタントなどの専門家が教壇に立つ。塾生は、来年2月までに自身の事業構想をまとめたビジネス計画書の完成をめざしており、卒業後に就農した場合、講師陣から販売支援や経営手法の改善などの支援を受ける。

ビジネス塾は、今年4月に結成された「地域定住農業者育成コンソーシアム」が実施している。コンソーシアムは山形大学農学部を中心に鶴岡市や農業協同組合、商工会議所などで構成される組織だ。

同学部の小沢亙教授らの調査(2010年)で、市内に44歳以下の農業従事者が、想定より数百人規模で不足している実態が判明したことなどを契機に、コンソーシアム発足への動きが加速。小沢教授らが、関係機関との連携を進め、若手就農者の育成や、地域定住につなげる住宅・生活支援など総合相談窓口の役割も担う同塾の開講にこぎ着けた。塾は目標として、鶴岡市を含む山形県北西部の庄内地域内に就農する人をUターン者らも含め、年間8人の輩出を掲げている。

早速、明るい兆しも見え始めた。塾生の阿部佑一さん(29)は、鶴岡市出身だが、転勤族の家庭に育ったこともあり、一度は他県で就職する。しかし、一昨年、同市内にUターン。その後、次第に自然あふれる環境に魅了され、就農の道を志した。

阿部さんは同塾に通いながら、自身の経営プランを作成。地元農家の後押しや行政の支援を受け、来年から鶴岡市内で、ミニトマトの栽培を始めることが決まった。阿部さんは、「これから続く塾の後輩の見本となれるように頑張りたい」と決意を語る。

同塾の取り組みについて、農業生産法人を営む押井秀勝さん(51)は「農家の現状は厳しいが、新しい発想があれば、まだまだチャンスはある。若い人の就農者が増え、地域に活気を取り戻したい」と期待する。

塾生たちの真剣な姿に手応えを感じる小沢教授は、「経営塾は、まだ緒についたばかり。息長く、根気強く取り組み、庄内地域や山形の発展につなげたい」と、力を込めていた。

公明 多彩な人材の活躍推進

新規就農者の推移

農林水産省は、2016年度第2次補正予算で、農業人材力強化総合支援事業として「農業経営塾」の運営支援費(約1億5000万円)を計上した。希望する約20県から、モデル県を年内に決定し、来年度からの開講を支援する方針だ。

同省就農・女性課の三浦寛子経営専門官は「生産技術、経営技術を身に付け、農家として定着できるよう育成したい」と意気込みを見せる。その上で、「地域の特性に合った支援が重要であり、山形大学の取り組みは、地域が一体になっており、理想的だ」と語る。

農水省の農林水産統計によると、全国の新規就農者は近年、増加傾向にあり、15年度は6万人を超えた。現在、約31万人(14年度)いる40代以下の農業従事者を、政府は2023年までに40万人への拡大をめざしている。

農業の持続的な発展をめざす公明党は、政府が示す農業・農村全体の所得倍増の方針に関して、若者や女性の積極的な活用を主張してきた。また、多彩な人材が活躍する担い手の育成のほか、全国一律ではなく多様性に富んだ農業政策の実施や、より魅力ある成長産業とするため、競争力の向上を推進している。

コメ全袋検査場を調査

2016年10月27日

公明新聞:2016年10月27日(木)付

コメの全量全袋検査を視察する矢倉政務官と真山氏=26日 福島・川俣町

コメの全量全袋検査を視察する矢倉政務官(中央)と真山氏(右隣)=26日 福島・川俣町

福島・川俣町で矢倉政務官ら

矢倉克夫農林水産大臣政務官(公明党)は26日、福島県川俣町のJAふくしま未来・川俣飯野営農センターを訪れ、コメの全量全袋検査を視察した。公明党の真山祐一衆院議員、甚野源次郎・党福島県本部議長、菅野意美子町議が同行した。

年間約3万袋の検査を実施している同センターでは、2015年度以降、放射線量の基準値を超えたコメは検出されていない。関係者からは、「安全性を発信するため、今後も全量全袋検査を継続してほしい」などの声が寄せられた。

視察を終えた矢倉政務官は、「福島のコメは全て検査され、全国的に最も安全と言えるレベルだ。風評被害対策を含め、さらなる対応を検討する」と述べた。

都議選23氏 完勝へ

2016年10月25日

公明新聞:2016年10月25日(火)付

山口代表、予定候補23氏と共に都議選の勝利を誓い合った党都本部の議員総会=24日 公明会館

山口代表、予定候補23氏と共に都議選の勝利を誓い合った党都本部の議員総会=24日 公明会館

公明は実績で勝負
ネットワークの力を発揮 説得力ある訴えを
山口代表出席し、都本部が議員総会

公明党の山口那津男代表は24日、東京都新宿区の公明会館で開かれた党都本部(高木陽介代表=衆院議員)の議員総会に出席し、来夏の都議選勝利へ「力を結集していこう」と呼び掛けた。総会では、都議選に挑む予定候補23氏が紹介され、全員で勝利を誓い合った。

山口代表は都議選について、「これまで以上に厳しい戦いに臨むことになる」との認識を示し、「われわれが取り組むべきことは、有権者に実績と実力をしっかり訴えて勝つことだ。各地域の課題に対して(予定候補が)区議、市議と協力し、説得力をもって訴えていく。これが私たちの戦い方だ」と強調した。

さらに「有権者から『公明党は団結している』『私たちの生活をよく見ている』と思っていただけるような日ごろの行動、結束力、ネットワークの力が勝利の秘訣だ。その戦いができる最大限の環境をつくれるよう、国政としても全力で後押ししていく」と力説した。

一方、築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転延期に関しては、食の安全確保の重要性を指摘し、「市場関係者の仕事や資金繰りの見通しがきちんと立つようにすることが一番大事だ」と主張した。

2020年東京五輪・パラリンピックの費用負担や競技施設の見直しについては、世界の競技者のためにも「早く結論を出して国と都、組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)が力を合わせ、これからの模範になるような五輪にしていくべきだ」と述べた。

総会では、予定候補を代表して新人の慶野信一氏(荒川区)、現職の斉藤泰宏都議(目黒区)が決意を表明した。慶野氏は、荒川区で生まれ、町工場を営む両親の下で育った自身の経歴に触れ、公明党が死守してきた“定数2”の議席を「全力で守り抜く」と訴えた。斉藤都議は「現場第一主義の都議会公明党の原点に立ち、全身全霊で戦う。都政の大改革を断行する」として「執念で断固勝利する」と強調した。

このほか、高木都代表、都議会公明党の東村邦浩幹事長があいさつした。また、23日投開票の衆院東京10区補欠選挙で当選した自民党の若狭勝氏(公明党推薦)が、公明党の支援に対する御礼を述べた。

実りの秋 福島を“食”で応援!

2016年10月23日

公明新聞:2016年10月23日(日)付

収穫間近のコメについて話す若松県代表(右)と加藤夫妻=17日 福島市

収穫間近のコメについて話す若松県代表(右)と加藤夫妻=17日 福島市

風評に立ち向かう「チームふくしまプライド。」

風評に立ち向かう福島県内の生産者を応援するため、誇りを持って農業に取り組む地元農家と、消費者を結び付ける“食”のファンクラブ「チームふくしまプライド。」の結成式が先月、行われました。これには長沢広明復興副大臣(公明党)も駆け付け、福島県産の農作物がホームページなどを通じて、継続的に購入されることへ期待を寄せています。

「チームふくしまプライド。」の結成式=9月8日 福島市
震災乗り越え営農再開
注文者のメールに元気もらう

「うちのコメは、ミネラルたっぷりの雪解け水を使っていて、優しい甘さが特徴です」。こう話すのは、「チームふくしまプライド。」の一員である福島市の加藤晃司さん(37)。妻の絵美さん(35)と共に、カトウファームで農業を営んでいます。

2009年、祖父の後を継いで就農した晃司さん。手掛けるコメの品種は、福島県が15年かけて開発した「天のつぶ」。約60ヘクタールの農地で、生産のほか、稲刈りなどを農家から請け負う作業受託も行っています。

営農が軌道に乗り始めた11年、東日本大震災が発生しました。「原発事故に翻弄された時期もありました」と振り返る絵美さん。当時、おなかに3人目の子を身ごもっていました。発災4日後には、家族全員での自主避難を決断し、知り合いや親戚の家に身を寄せました。

「もう福島に戻れないかもしれない」。一時はそんなことが頭をよぎりましたが、晃司さんの「先祖代々の土地を守る」との強い思いから、福島での営農を再開します。この年の12月からはネット販売を開始。注文者からの「負けないで。応援しています」とのメールに元気をもらったといいます。

現在、4人の子育てにも奮闘中の加藤夫妻。「風評被害を嘆くより、普段と変わらずコメを作る自分たちの姿を見てほしい」と力強く語っています。

17日には、公明党福島県本部の若松謙維代表(参院議員)が現地を訪問。「おいしいコメを作ってください」と加藤夫妻を励ましていました。

生産者たちが一つに

「福島から農業の魅力を発信したい」。大野さんが栽培したリンゴには、地域への思いが込められている=18日 福島・石川町

同県石川町で、県内最大規模の果樹栽培面積を持つ大野農園。主に栽培されているリンゴやモモ、ナシなどの果物は、大きなサイズと糖度の基準値を大幅に上回る点が特徴です。

代表取締役の大野栄峰さん(33)は、元モデルという異色の経歴です。23歳で上京し、芸能活動をしていましたが、東日本大震災を機に帰郷。12年5月に風評被害で苦しむ実家の果樹園を継ぎ、法人化などで立て直しを図りました。

農業が未経験だった大野さんは、基礎知識から学びつつ新しい発想で事業を拡大。若い客層を取り込むため、農地を活用したお花見やビアガーデンといったイベント開催などを通じてファンを増やしました。

その結果、震災前と比べて売り上げが約3.5倍に増加。10人以上の正規雇用も生まれています。その中には、イベント参加をきっかけに農業に魅力を感じて入社した若者もいます。

大野さんは「チームふくしまプライド。」について、「競合関係だった生産者たちが『福島』で一つになることで、農業の可能性が広がる。福島を代表するチームとして農業の魅力を発信していきたい」と話しています。

商品情報を発信 ツアー、食事会の案内も

「チームふくしまプライド。」の会員になるには、ホームページ(http://fukushima-pride.com)でメールアドレスなどを登録する必要があります。今月22日までに地元農家と消費者などを合わせて2375人が登録し、今年度末に1万人をめざしています。

「チームふくしまプライド。」で購入可能な商品例

現在、およそ100種類の商品が購入可能です【表参照】。会員には、これらの情報が丹精込めた作り手の思いや収穫時の状況とともにメールで届きます。時には、キウイフルーツに似た「さるなし」など、収穫量が少なく、市場に出回りにくい商品も。また、生産者と交流できるツアーや料理人が現地の食材を調理する食事会の案内もあります。

さるなしを購入した女性からは「食べて、大好きな福島を思い出し、涙が出ました」との声が寄せられています。

安全な農作物提供へ全力
公明党福島県本部代表  若松謙維参院議

公明党は、出荷前の福島県産米に対する放射性物質の全袋検査など、安全な農作物を提供できる検査体制の強化に取り組んできました。併せて正確な情報発信を通じて、風評被害の払拭に尽力してきました。

13年の大相撲初場所からは、優勝力士へ県産米「天のつぶ」を贈呈し、安全性のアピールにも取り組んでいます。私自身も前復興副大臣として、食のファンクラブ設立を後押ししてきました。

今後も、あらゆる手だてを講じて、被災地への関心を高め、県民の「心の復興」に全力で闘います。

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